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京都府亀岡市にある夫婦が営むヘアサロンのインテリアデザイン。

地方都市のヘアサロンでは、都会のような特定の年齢層をターゲットにした流行を追うデザインに違和感を感じる。
この夫婦が7年重ねた地元へのコミュニケーションは都会のヘアサロンにはない人間味溢れるものだ。
「ヘアサロン」ではなく街の「サロン」
それが地方都市における一つの答えではないだろうか。
少なくともこの夫婦への相応しい回答だと考えた。

ヘアサロンではないので、受付カウンターを廃し、おおきなテーブルとキッチンがゲストを迎える。既存建物のポテンシャルを活かし、開口部から見える神社の緑に軸線を置いた。隣の畑が見える窓から拡散する光で満たされるセット空間は日常から解放され気持の高揚する空間と位置付けている。

小さな子供が大人になって、髪を切らないのにコーヒーを飲みに来ている。
そんな素敵な風景を描いた。