SUZURAN CABIN

奈良町にあるカフェオーナーの所有する庭に小さな小屋がある。その小屋のインテリアデザインを依頼された。四畳半しかない小さな場所に蒸留などができるようににシンクと水が欲しい。そして内装をと。

この小さなスペースにシンクを設けると狭くなりすぎるので、ガラス屋根の出窓にシンクを設ける事を提案。シンクを設ける事で逆に広く明るい空間が獲得できた。

自ら塗装をしロシヤを中心とした調度品がスタイリングされた空間はチャーミングで愛情たっぷりのオーナーの写し鏡のような空間となっていて愛おしい。

 

設計監理 ひとともり+HAP-guild(Yond design 西本康人)

施工 歩建設

写真 河田弘樹